やりたくない仕事が回ってきたら割とチャンスな件

元転職エージェントCA2.0でっす。
なんか最近この肩書増えてんね。
まぁ転職業界もかなり出入り激しいからね仕方ないね。
さて、転職エージェントたるもの転職を止めることだって仕事だ。
今日は現職を継続していただくうえで大切なちょっとした気付きをお伝えできればと。
誰もやりたくない仕事だから評価が高くなる
その点だけご了承願いたい。本社スタッフとか守備範囲の広い大企業系には当てはまるはず。
もとい、転職相談に乗ってるとよく出てくる表現。
「難しい」ではなく「やりたくない」という仕事だ。
どんな職業にもこうした側面の仕事はある。
振られた貴殿が煩わしく思うように、その仕事を配分する上司もまた頭を悩ませているわけだ。
ちょっとどんなカテゴリがあるのか考えてみよう。
雑務系全般
- 飲み会・イベントの幹事
- 会議・展示会等の運営準備
- 通達・文書通知
雑務ってのはいつでも哀愁を帯びた響きをもつもんだ。
本来のミッションから外れた業務、とでも定義されるのだろうかね。
雑務系の特徴と効果
特徴:突発的に生じ、とにかく時間がかかる。
効果:対応を重ねると名前が目立ってきて社内認知度が上がる。
俺も経営企画に居た時代があるんだが、会議運営準備なんかは結構役員クラスが見てる。
もちろん下々をちゃんと見てくれるデキた人物である必要はあるものの、地味に効いてくるもんだよ。
他部門だし雑務だしって自己紹介もしてなかったのにいつしか名前を覚えてくれてたりね。
低付加価値系
- 資料整備
- ログ収集系
- 連絡窓口役
低付加価値ってのはつまり「これ、誰でもできますよね?」系な感じね。
上の雑務だとイベント仕切る系は割と個人適性が生じてくるからそことの違い。
低付加価値系の特徴と効果
特徴:慢性的に生じており、継続力が求められるケースが多い。
効果:自分が休んだりすると、皆その存在価値を強烈に意識する。
大きめの企業になると、資料資料資料ってまぁうるさい。
幹部社員は誰しも仕事してる感を出したいので、なかなか書けない資料を書きたがる。
そんな時に何かの定点観測データなんかを収集してるとかなり重宝がられる。
分析とレポーティングまでできれば御の字だが、それは収集業務の外の話。
とにかく地道で継続力が求められるものっていうのはいつ華が咲くかはわからないが、必ず報われる時は来る。
ストレス系
- クレーム対応
- 社内外特定人物カウンターパート
- 言いにくいことを言う役目
胃が痛くなる業務全般と定義しよう。
今回の3カテゴリの中ではおそらく唯一上司がものすごい期待に乗せて降ってくる仕事。
ストレス系の特徴と効果
特徴:対人系の業務であることが多い。
効果:慣れに従って属人性が増し、オンリーワン業務に成り得る
クレーム対応は言わずもがな、社内外に常にちょっとおかしい権力者って居ると思う。
そんな人物との折衝の専任担当みたいな仕事がこのストレス系だ。
文字通り、難易度うんぬんではなく対ヒトの仕事なので疲れる心がすり減る。
ただ、従事する期間が長くなればなるほど貴殿はどんどん換えの効かない存在になる。
居なくなったら困る人であれ
「頼むよ、お前が居ないと本当に困るんだよ。」
メインミッションの仕事のウデでこう引き止められる場面は多い。
ウデがあるからおそらく同業であればどこでも生きていける人の話だろう。
一方で、やりたくない仕事をこなしていたからこそ生じる引き止めだってある。
会社はどこまでいってもチームワーク。
点取り屋がゴールを決めるために欠かせない場面を作る人間が必要だ。
自分には本業で成果を上げる力はないって思っていても、こうした業務を通じて評価を上げてってもいいんじゃないかな。
そういう仕事だって表現次第でいくらでも転職で使える武器になる。
- 大規模な会議ごとの企画〜運営が得意です
- 任意の継続的データ収集ができます
- 気難しい複数の権力者からヒアリングして、意見を統合していました
こんなん普通はどこの会社のスタッフ部門でも引っ張りだこな能力だからね。
CA2.0的トップ3転職エージェント




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2016/11/30 Wed 18:57 | URL
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