転職活動で優良企業を判別するための4つのtips

転職活動の目的は現在より良い職場環境の実現だ。
それは業種であり、職種であり、勤務地であったりもするだろう。
だが、誰しも根底的に願うのは「良い」企業への転職。
優良な企業を探す方法にはどのような手段があるだろうか。
読者さんからのご質問をきっかけに考えてみたい。
優良企業の情報の探し方
ここは本来の目的に立ち返ってみよう。
貴殿は転職活動をしている。
ならば、必要なのは「現在募集をしている○○社は優良なのか?」という判断基準だろう。
「○○社」という具体的キーワードが存在する。
この前提の上で、無料・有料を含めた企業情報を知るための手段を解説してゆこう。
上場企業の場合
上場企業の情報は比較的容易に手に入る。
各社にIR情報の公開が義務付けられているからだ。
IR情報の検索にはEDINETが一番有名。
これはご存知の方も多いと思うので、別のものを紹介する。
tips1.ユーレット
上場各社のデータに基づき、いろいろな比較結果などを参照可能なサイト。
IR情報は見てるけれど、他社と比較するのは難しいと思う方には重宝するだろう。
非上場企業の場合
非上場となったとたん企業の情報は手に入りにくくなる。
ここでは2つのtipsを紹介しよう。
まずはこれ。
tips2.TOKYO IPO
現在は非上場であるが、間もなく上場予定である企業。
それって転職先としては非常に魅力的な企業だ。
できることならば店頭公開前に潜り込んでストックオプションの恩恵に預かりたい。
このサイトではそうした株式上場予定企業情報を探す事ができる。
貴殿の意中の企業名がそこにあるか確認する事に損はないだろう。
tips3.未上場四季報
意中の企業が未上場で、情報を知る事が難しい。
そういう時は未上場四季報で詳細データが記載されているか調べるというのも手だ。
会社四季報で知られる東洋経済刊行のこの書籍ならば信頼感もある。
とはいえ、期待する企業が載っていない場合もあるので立ち読みは必須だよ。
企業名しかわからない場合
いよいよ最終手段。
残念ながら少しばかりコストがかかる方法だ。
tips4.帝国データバンク
日本における最大級の企業情報データベースを使う方法。
流石にその網羅性は折り紙付きだ。
具体的には、製造業だけで40万社超の企業情報がある。
且つ、その企業の同業界内での売上ランキングなども知ることができる。
が、1社毎に300~400円の料金がかかるというのがこの最終手段。
お勧めの利用タイミングは内定後の財務状態の確認。
3カ年の売上と経常利益の推移を調べて、企業として健全な状態にあるのかを判断するのが吉だろう。
以上、ターゲット選定段階から内定後まで任意のポイントで貴殿の企業を調べる方法を考察した。
今応募しようとしている企業。
はたまた内定をもらった企業。
それは貴殿にとって優良企業と言えるのかをしっかりと見極めて頂きたい。
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